日記 2024

02月11日(日)〜02月17日(土)

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02.17.Sat

午前中は講師業。久しぶりというほどでもないのだが、芝居に関する仕事をすると体の細胞がフル回転してエネルギーを使うので、終わった後の疲労度がなかなかのものです。

その後、浅草公会堂へ移動。師匠の踊りを堪能する。いやはや、さすがの踊りだった。特に肘の使い方が絶品。あの絵は簡単には作れない。目指すべき姿。

夜は、部屋で休みながら「The Silent Service」を最後まで観る。いやぁ見応えのある作品だ。原作はもちろん良いのだが、この「The Silent Service」は、役者も演出も秀逸じゃないだろうか。

02.16.Fri

昨日は、ささやかだけれども、とても嬉しいことがあり、何だか素敵な朝を迎えられた。今まで自分がやってきたことを少しでも評価してもらえると、やはり心が落ち着くものですねぇ。

古事記の神様の名前を着実に覚えていけている。この作業が非常に面白い。何だろうか。自分の太古の記憶を一つ一つ確かめているような気がしてくる。いや、確実に実感がある。

三橋貴明さんの経世史論、歴代天皇の諡を覚えてから、非常に頭に入りやすくなった。特に皇統論の意義を体の奥で感じられるようになった。稗田阿礼はどれほどの人物だったのだろうか。

02.15.Thu

amazon prime video で観られる「The Silent Service」が非常に素晴らしい。ちょっとハマり始めている。質が高い。今の時代に合わせていて、内容としてもタイムリーだ。観たいドラマがある嬉しさ。

大切な友人の活躍というのは本当に嬉しいものだ。それをしっかりと応援すること。自分なりに寄り添うこと。決して押しつけにならないようにすること。

古事記の神様の名前を覚えていくと、名前自体に非常に意味があることがわかる、このことがとても楽しい。海の神のところ、アワナギ、アワナミ、とか出てくる。野田秀樹の役名みたいだよなあと思う。

02.14.Wed

午前は日舞。日に日にダメ出しが細かくなってくる。傀儡師の歌詞と三味線の音を何とか頭に叩き込もうとしている。雰囲気的な癖はやめなければならない。

午後は下北沢へ。古い友人が出演する芝居を観にいく。劇場はスズナリ。ここでまだ芝居をやったことはないので、一度はやってみたいかとは思う。とにかく己との勝負ではあるな。

夜はボイトレ。少しだけ高音を出せるようになってきたか。ただこれを機に高音を出した時に力を抜く感覚を掴みたい。手首が少しだけ柔らかくなってきたことが非常に嬉しい。笹釈迦だけど良いことが続いている。

02.13.Tue

ガラスペンに少し慣れてきた。筆圧の強弱のコツが見えてきて、多少は滑らかに描くことが出来てきた。じっくり使っていこうと思う。

今日は何だか春めいている。「捨て置きし茣蓙の下より春ざれて」20年くらい前に浮かんだ句。句会で多少褒められた気がする。

夜、何とか決めたことをこなすことが出来た。コンスタントに、決めたことを積み重ねてゆく。そうして初めて見えてくるものがある。感知できるものがある。

02.12.Mon

僕の周囲には素敵なかたがたくさんいらっしゃる。女性も男性もどっちかわからない人も。全ての方々愛しい。八方美人と言われてもいい。そう思うからそうとしか言えない。

昨日は紀元節。歴代天皇の諡を暗唱できるようになったので、何だかこの日が今までとは違うような感覚がある。1日に何回かは「神武」という単語を発してはいるので、それなりに親しみが湧いているのだろう。

夜はとにかく日舞の振りを繰り返す。今月中に動きとしてモノにしていかなければならない。体に打ち込むこと。

02.11.Sun

池袋にてしっかり仕事をする。人の目を見て話し、そして言葉を交わす。それだけで人生の重要なことを僕らは果たすことができる。このささやかなことをしっかりとこなしていくこと。これが神話に繋がる。大袈裟に聞こえるかもしれないが、言霊を交わすことが神話なのだ。

夜はバレエレッスン。出来ても出来なくても焦らないこと。自分の核はもう、ある。そこを明らめて行くこと。

自分の根幹を思い出す。20代の時に味わったそして辿り着いたあの状態が全てのスタートなのだ。宇宙の中に自分がいる。自分の中に宇宙がある。来し方行く末、猫も杓子も、清濁併せ呑む度量を持って、朗らかにその場にいること。

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