
やはりワクチンの影響は大きい。何事も続けられない。でも死なないで済んでいる。死なないということは何かを感じつづけることだ。そして誰かを愛しつづけることだ。誰かを守り、愛し、命を燃やすこと。
Re Start 今の僕はこの位置からしか動けない。ここから動き始める。体を整え動かし基本に戻って芝居を続けること。ここに立つこと。
バレエ、日舞、殺陣、そしてアクロバット。まずは今まで積み重ねてきたことを改めて継続し始めること。
やはりワクチンの影響は大きい。何事も続けられない。でも死なないで済んでいる。死なないということは何かを感じつづけることだ。そして誰かを愛しつづけることだ。誰かを守り、愛し、命を燃やすこと。
Re Start 今の僕はこの位置からしか動けない。ここから動き始める。体を整え動かし基本に戻って芝居を続けること。ここに立つこと。
バレエ、日舞、殺陣、そしてアクロバット。まずは今まで積み重ねてきたことを改めて継続し始めること。
朝から赤坂にて一仕事。電車の中で、舞台装置案の最後の決め手が浮かぶ。この感覚が心地よい。何だろう。必要なアイディアというものは、どこかで浮かぶのだが、欲しい時には大抵やってこない。
夜は銀座にて芝居の稽古。芝居の稽古前にすり足の稽古を少しだけ取り入れているのだが、これが何とまあ効果抜群。
今日の稽古は、改めて芝居の面白さを痛感した。芝居というのは、何てこんなに素敵なのだろう。何てこんなに崇高なのだろう。夜空を見上げながら、改めて、感じた次第。
午前中はゆっくりとする。そして午後は講師業。生徒達が、ガラッと装置を変えてきた。この柔軟性は凄い。いろんなことに感心しながら、アドバイスを重ねてゆく。彼女達と僕の感性がぶつかり合う。貴重な時間。
その後銀座へ出て、「ちえほふなひとびと」の舞台装置を考える。最後の一案が出てこない。何事もピンっとくるものがあるはず。そこを諦めないで待つことができるか。そこが勝負となる。
そして稽古に臨む。「色魔」を中心に稽古。やればやるほど面白い作品。
Salon de Hoyer に赴く。全蒸留所の、18年物以上のモルトのボトル達が僕らを迎えてくれる。最初行った時もそうだが、まともな存在が放つ空気というものは何と重厚で軽やかなんだろう、と思う。
そして、粋な会話がどんどんと進む。「粋な」というところが、とても大切。迎える者と迎えられる者とのささやかだけれども意義のある素敵な交流。
こんな夜はなかなかない。僕が、赤坂に戻ってきた理由。
朝から赤坂にて一仕事。梅雨らしい一日。グニュっと曇って四方八方すっきりしない。そんな中でも僕らは生きていかなかればならない。この世界、と思う。
昨日のNoda Map、良い面はもちろん悪い面もあった。だがそれらを含めて野田演劇として確立している。
夜は銀座にて稽古。どん、と新しいモードに入ってきた。皆が演出の意見をグッと噛み砕いて向かってきてくれている。この感じ、が必要。
午前中はゆっくりして、芸劇へ。Noda Map「正三角関係」。ほぼ事前情報を得ないまま劇場に着く。一年ぶりの芸劇。10数年前はここでのたうち回っていた。失敗も多かったが学ぶことも多かった。
作品は当然ながら良かった。カラマーゾフが下敷きなので、最後のアリョーシャと子供たちの場面があるかと思ったが。
夜はツヴァイヘルツェン。ここは4年ぶりくらいか。じっくり食べて、飲む。よき店。
今朝、トランプ元大統領への暗殺未遂事件が伝わってきた。映像を見る限り、SPの方々の迅速な動きに感心した。2年前の安倍さんを思い出さずにはいられない。
今日は、なぜだか調子が悪い。悪いが生きなければならない。そう、感じること。どこまでも感じること。違和感が大切。失敗が大切。
明日へ向かって生きていきたい。どこまでも生きていきたい。そう、思う。