日記 2023

12月10日(日)〜12月16日(土)

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12.16.Sat

午前中は教えている演劇部での仕事。発声を中心とした内容を頼まれていたので、僕自身の頭の中にストックしてある台詞を中心に口立てで伝えて、それをしっかりと発声してもらう。チェーホフ「ワーニャ叔父」を使ったがそれが非常に良かった。

午後はバレエの師匠が関わっている公演を観に「あうるすぽっと」へ。華やかな舞台を緻密に作り上げるには特別なエネルギーが必要なんだな、と改めて感じた。

夜は最近ずっとお世話になっているラチェットレンチの忘年会。いやはやなんだかんだ言って気心の知れている仲間たちと共に過ごす時間は格別だなぁとしみじみ思う。

12.15.Fri

自民党が揺れに揺れている。安倍晋三さんが暗殺されてからの変化が根底にあるのだろう。青山さんの存在価値が自ずと高まる。真っ直ぐに王道を生き抜くこと。

午前中、昨日と同じくロールキャベツを作る。ほぼ同じやり方でほぼ同じ時間で作れた。で、味もそこそこ。うん、悪くない。今度はお稲荷さんだな。

夜は池袋で一仕事。人と人の交流。魂の交流。生きること。

12.14.Thu

さあ、57年目の人生が始まる。よくもまあここまで生きてきたもんだ。我ながら感心する。天気は上々。地球は動いている。自民党は大変そうだ。青山さんの存在が光る。当たり前のことを当たり前にやっていくことの難しさ。

明後日の忘年会のために少し気合を入れてロールキャベツを作ってみた。基本的には簡単だ。丁寧にキャベツを茹でて肉を巻けば良いだけ。ただ気遣いと丁寧さを忘れなければ良い。で、結果美味しく出来上がる。これはいくらでもバリエーションを作れる料理ではあるな。餃子と一緒だ。

言葉と仲良く、言葉と戦うこと。

12.13.Wed

朝、街を、歩く。これだけでも幸せ。池袋のとある公共施設に向かう。今日は絵本の読み聞かせグループでの発声講座の講師に招かれている。さてさてどうなるかと、現場に到着。

絵本なぞほぼ読んだことがないので、講座として成立するか怪しかったが、結果的には非常にうまくいった。冒頭30分くらい発声練習をやったのだが、これが大ウケ。絵本を読むことへの最低限のアドバイスもなんとかできた。

今日で人生まる56年が終了。明日から57年目に入る。芝居を通して世界に貢献すること。それだけ。

12.12.Tue

久しぶりの雨。恵の雨と言ってもいい感じ。この乾燥した時期には有難い。僕の体が雨を楽しんでいる。

調理器具をいくつか買う。週末の忘年会のためにロールキャベツを作ってみたく、その準備。大きめな鍋、大きめなボウルとザル。そしていくつかの小物。自分の台所がまた少し充実した。ささやかな喜び。

日舞の稽古も数日ぶりにやれた。「傀儡師」をどこまでできるか。2024はとにかく体づくり、治療。選挙イヤーでもあるし、さて世界をどう見定めるか。

12.11.Mon

今日は打ち合わせが一件入っている。とある演劇グループから演出の依頼があり、それを引き受けるかどうかの打ち合わせ。結果引き受けることにする。作品はニールサイモンの「名医先生」。自分としてはやり甲斐のある仕事にはなるので挑戦してみようと思う。

最近、皮膚の一部に異常が出ている。一体これはなんだろうかと思う。ワクチンの影響はあるはずだ。医師に診てもらうことも視野に入れていくべきかと感じ始める。

別れ、出会い、この繰り返しの人生。そこからどこへ向かったら良いのだろうか。

12.10.Sun

今日も良い天気。まずは大崎まで行く。先日の忘れ物を取りに行くためだ。休日の早朝、山手線。大崎駅なんぞはほぼ縁が無いので新鮮ではある。元春の「欲望」が頭の中で鳴り響く。

無事、忘れ物を受け取る。紙袋にさまざまなものを入れてある。これが山手線をぐるりと周ったんだなぁとふと感じる。

夜は大切な友人と飲みに行く。行きつけのワインバーで、じっくりと話す。言葉を交わすことの大切さ。人の存在を愛しく感じる。

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