日記 2024

03月17日(日)〜03月23日(土)

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03.23.Sat

一歩一歩進んで行くことの辛さ。たまにどうしたら良いのかわからなくなる。今月はなぜか体調不良がぶり返している。なんとかギリギリで日常生活を営んでいる。そんな感じだ。

午前中に講師業。しっかりと伝えるべきことを伝える。この作品のキモとなるべき要素が多く詰まった最後の場面。ここに辿り着くために、全てを作ること。まずは僕自身が役者の気持ちになり、演出家の気持ちになって、頭の中で構築すること。

あさってとある知人のお通夜に参列する。交流は深くはないが節目節目で気を遣ってくれた方だ。彼の存在は僕にとって一つの煌びやかな里程標だ。

03.22.Fri

水原一平さんの事件、本当に解せない。一体なにが起こっているのだろう。なにかがあるのは間違いないと思う。今年は能登地震から始まり、航空機事故と続き、不吉な年ではある。

ただ、このような辛いことが多いときは良いことも結構起きうる。たとえば1995年。神戸の震災が1月17日に起き、3月に地下鉄サリンが起きた。が、野茂投手がメジャーリーグで大活躍した。世の中色々起きるのだ。

僕の人生でも色々起きる。今、思い切り生き抜く。それだけだ。

03.21.Thu

午前中は講師業。芝居作りに必要な要素、稽古をする上で必要な感覚をしつこく伝える。そして少しでも彼女たちの人生に役立って欲しいと切に願う。そしてふと思う。どんな形式であれ、芝居の稽古ってなんて面白いんだろう、と。こんなに楽しくて神聖な場所はない。

ニュースにて大谷翔平さんの専属通訳、水原一平さんの現状が伝えられる。普通の感覚ではこの報道自体が何か解せない。妙な感じ。何かしらの良くない事態が生じたのかもしれないがそれを伝える何かが異常だ。この嗅覚だけは誤魔化してはいけないと強く思う。

池袋での一仕事。今日はかなり英語を使った。充実のひと言。

03.20.Wed

朝、新橋へと向かう。師匠とお話し。結局、色々条件を変えた上で今年出演すべき内容をちゃんとこなしていくことを確認。そして最低限の稽古。しっかりとやっていくしかない。

その後、有楽町まで歩く。来慣れている街ではないが、ドイツ風居酒屋が充実しているので、この手のお店には行ってみたい気がする。嫌いな街ではない。

15時から青山繁晴さん講演。すごい熱気だ。総裁選へ向かって、何かが動いている色合いが濃くなってきている。自他の違いを厳格に残したまま、一致点を見つけること。これはやはり簡単ではないが、ここにしか活路はないのだろう。

03.19.Tue

三橋貴明さんの経世史論。その皇統論が非常に面白い。というか面白く有意義に感じてきた。それは確実に歴代天皇の諡を覚えたからだ。歴史の時間軸が非常にはっきりしてきた。これによる効果は絶大だ。じっくりと時間の流れを感じることができる。

池袋での一仕事、今日も充実していた。言葉をやり取りし、心を開き、何かを伝える。日本語を使い、英語を使い。人生を送る上での大切さ。

日舞の師匠に電話をする。明日の話し合いでどうなるか。この一週間、悩みに悩んだことをお伝えしなければならない。

03.18.Mon

午前中は講師業。彼女らが本番の公演をやらねばならない講堂での稽古。今回の台本は彼女たちと同年代の方が書いた台本。なのでおそらく僕には把握できない感性が詰まっているはずだ。それを見据えてのアドバイス。

午後は自宅でチェーホフと格闘。いやニールサイモンと格闘か。体の奥から台本と向き合わないと光が見えない場所に、今、いる。これをやっつけなければならない。

夜は池袋で一仕事。台湾の方との会話。英語が上手ですね、と言われる。決して上手なわけではないが、発音を丁寧にやっているので、そう思われるのだろう。でもこの言葉は正直嬉しい。というか、国際語としての英語はやはり便利だとつくづく思う。これを芝居の現場でもできるようになること。

03.17.Sun

朝から池袋にて一仕事。英語での会話もそれなりに楽しむ。様々な国の方々との交流。人生の中での大切な場面。

夜はバレエレッスン。フォームローラーを使って体をほぐしながら、レッスンを進める。なかなか心地良い。にしても今の先生に着いて何年になるのだろうか。まだまだこれからだが、一歩一歩、それしかない。

夜空をぼんやりと眺める。春に向かっているなぁと体の奥から感じる。昨日の進展を、言うべき方に伝言。ささやかだけれどもこういうことが大事になる。

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