日記 2024

04月28日(日)〜05月04日(土)

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05.04.Sat

午前中から必死に「ちえほふなひとびと」の打ち合わせのための資料作成に取り組む。頭の中で戯曲を動かし、演出を想像し、実際にその伝達方法を文字に起こす。嫌いな作業ではないが、手をつけ始めるまでが大変だ。

午後になってその作業の先が見えてきたので一安心。追加の資料のための素材を探しながら、面白いサイトを見つける。昔ながらのホームページを今でもせっせと作っている方のサイト。とても親しみが持てる。これこれ、Web Site ってこうじゃなくちゃと思う。

夜はなんだかダラダラとしてしまう。夜な夜な来し方行く末を考える。人生も残り少ない。思い切り生き抜くこと。

05.03.Fri

解像度という用語がある。この単語から自分自身の考えを紡ぎ出せたらと思う。一枚の絵を再構成するための精密度と言っても良いが、普通はデジタル処理の精度を指してしまう。

解像度が上がればその分データ量が多くなる。処理能力も求められる。物理的な熱量も上がる。ハードウェアへの負担は大きくなる一方だ。

でも、違う道がある。というか違う道でしか僕らは分かり合えない。抽象的なことを言っているようだが、実際そうなのだ。

05.02.Thu

G.W. 真っ只中。青空を眺めると、どこか遠くへ行きたいと切に願う自分がいる。この秋には是が非にでも伊勢神宮に行ってみたい。ついでに本居宣長記念館にも行ってみたい。いや、行かなければ気が済まない。

でも、である。今はじっくりと自分の原点に戻り、まずは最初の一歩を踏み出さなければ、と思う。最低限のことからしっかりと積み重ねること。ここだよ、と思う。

世界には天才が数多くいる。目指すべき道が明確にある。あとは生きるだけなのだ。 

05.01.Wed

久しぶりに村上春樹のことを考える。まさしく20歳の時に「ノルウェイの森」と出会い、三部作を読み漁り、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」にたどり着く。その頃には「ダンス・ダンス・ダンス」が発表され、バブル期の気持ち悪さの原因の一端んを掴めたと思った。

つらつらこんなことを考えた一日。じゃ、そこから僕がやらなければならないことは何か。20代後半に経験したこと。これが僕の原点。原点以外何者でもない。ここから始まりここに帰る。一度は死んだのだから。

やるべきことはたくさんある。己が信じた道を己の良いと感じる方法で手繰り寄せること。

04.30.Tue

僕が20代に掴みかけたこと。これが全ての指針である。そして今、原点に立ち返って全てをぶつける時が来た。やっとスタート地点に立てた気がする。ここからだ。

「素敵なことは素敵だと無邪気に笑える心が好きさ」佐野元春の永遠のatitudeの一つ。この潔さは全世界に通じる。

今日は気持ちがいまひとつ乗らなかったが、なんとか持ち堪える。こんな日もある。

04.29.Mon

デジタルとアナログ。このシンプルな対比。ここに潜むロマン。中学の時になぜか国語の授業で聞いた「ツェノンの矢」。これが原点。

僕自身の特技はコツコツ積み重ねること。これ以外に特技はない。歴代天皇の諡を暗記することも古事記の神様を少しだけ覚えたことも、全ては財産となる。

自分の尺度で他人の、いや世界の尺度と勝負することそれだけで良い。真剣にやればそんなに外れることはない。とにもかくにも、朗らかに、柔らかく。

04.28.Sun

昨日の飲み会は非常に有意義なものだった。普段一緒にいる方々と改めて盃を交わしながらのやりとりは別格である。人生での喜びの一面。

今日も英語を使う機会がしっかりとあり、それはそれで非常に嬉しいこととなった。一日一日を大切に、と切に願う。

大切な友人のことはしっかりと心に刻んで生きていきたい。人生という歩みを止めないこと。出会いがあり別れがある。諸事大切に、諸事真剣に、柔らかくユーモアを携えて。

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