日記 2024

05月05日(日)〜05月11日(土)

先週次週

05.11.Sat

午前中はゆっくりする。クラッシック系のYou Tube を見ながらボヤ〜っと時を過ごす。ゆっくりすること。今はこれが大事だと感じている。

青山さんの独立講演会のために有楽町へ出る。第三次世界大戦の可能性が高まっているということ。これは言われ始めて久しいが、まさに目前に迫っているのだろう。これはこれで受け止めるしかない。

自宅稽古場で、バレエレッスン、英語とフランス語。百人一首は第54首まで頭に入れ始める。

05.10.Fri

今日は心身を整えた一日。部屋を掃除し、最低限体を整え、キアズマで旅行記を書き、買い物をし、そして物事を考える。

The Beatles を最近聴き直している。「Rubber Soul」「Revolver」「White Album」の流れはやはり素敵だ。中学生の頃、レンタルレコードが流行り出した時、最初に借りたのが「Revolver」だった。ジャケットに惹かれたのだ。サイケデリックという言葉さえ知らなかった。

いま、僕は変わる目にいる。紛うことなき変革期だ。50歳後半にして、やっとスタート地点に立った気がする。

05.09.Thu

体調はあまり良くない。これは自業自得でもあるので文句も言えない。でもとにかく、必死に、今日という日をしっかりと生き抜く。股関節を力強く意識すること、腕の付け根も意識すること。これらのことをふとした時に意識し直すだけで、その瞬間の自分の状態が良くなる。

歴代天皇の諡を覚えたことの恩恵は計り知れない。最も大きいことは、何かを丸ごと暗記することへの自信と信頼が芽生えたことだ。例えばブルゴーニュの村名を片っ端から覚えてみて、それが頭に入るのだ。そうすると今まで見えていなかったこと、感じなかったことが、見えるように感じるようになってくる。これはある種の喜びである。

体調は良くはない。悪いと言っていい。だがそこから発せられる何かを感知することはできるはず。辛いけれども恵の雨だと思えばなんでもない。一瞬一瞬を生き抜くこと。勝負し続けること。

05.08.Wed

今日は午前中に大切な電話をした。この会話によって何かが前に進んだはずだ。心地よい内容の会話ではないのだが前に進むには必要なこと。

「白痴」を読み進めてやっと最後が見えてきた。もう4、5年かけて読んでいるのではないだろうか。長編小説を、とにかく諦めないで読了することがある種の特技になってはいるが、それにしても時間をかけすぎかもしれない。

小倉百人一首第50首、「君がため〜」は第15首と第一句が同じ。これは初めてだ。さらにこの50首目は、最もなんというかなんでもないような、サラッとした歌のように感じる。その意味では覚えやすい。

05.07.Tue

百人一首、そろそろ半分まで近づいた。和歌を50首覚えるなんて、我ながらびっくりする。まぁセリフを体に叩き込むほどになってはいないが、それでも母国語の独特の詩歌をここまで記憶することの喜びは、確かにある。

死ぬまでにそう時間は残されていない。元々人生なんぞあっという間だ。というか生まれてから現在に至るまで、いつ死ぬかわからないのが人生だ。なので、常に思い切り、正直に、朗らかに、精一杯生きること。僕にできることはそれだけ。

やりたいこと、やるべきことを一歩一歩、淡々と進めること。体調の悪さすら味方にすること。

05.06.Mon

今日は、ささやかなそして嬉しい連絡が入る。その連絡のおかげで僕は何かが動き始めたことに気付く。そう何かが動き始めた。それは佳き流れのはず。今日でG.W.が終わるが僕の何かが今日から始まる。

この兆候を大事にしなければならないだろう。焦らず、戻っても進めば良いし、転んだら起きればいい。前を向いて朗らかに。

心に浮かべる人がいることの大切さ。「1Q84」で青豆がリーダーに無意識に語ったこと。これで良いのだと思う。

05.05.Sun

さて、なんとか新しい一歩を踏み出せただろうか。昨日の打ち合わせは、必要なことは伝えられたと思う。まずは僕自身が自分との戦いに打ち勝つことだ。

佐野元春を思う。野田秀樹を思う。小林秀雄を思う。そしてとにかく小倉百人一首を頭に叩き込む。遅々として進まない様相を呈しているが、問題ない。自分の人生でこれだけ真剣に和歌に取り組んだことがないから必ず意義のある作業になるはず。歴代天皇諡の記憶作業が僕に恩恵を与えてくれている。これは確実。

大切な人を大切に。ただシンプルにそれだけ。

HOME