
耳鳴りがだんだん気にならなくなってきた。なくなったわけではない。単純にこの状況に慣れてきたのか、諦めなのか。ただ生きる気力だけは無くならない。
夜は銀座にて稽古。知り合いが稽古の見学に来た。良い緊張感を稽古場に齎してくれた。それが非常に嬉しかった。
踏ん張ること。どこまでも踏ん張ること。これが大切だ。死ぬまで生き続けること。
耳鳴りがだんだん気にならなくなってきた。なくなったわけではない。単純にこの状況に慣れてきたのか、諦めなのか。ただ生きる気力だけは無くならない。
夜は銀座にて稽古。知り合いが稽古の見学に来た。良い緊張感を稽古場に齎してくれた。それが非常に嬉しかった。
踏ん張ること。どこまでも踏ん張ること。これが大切だ。死ぬまで生き続けること。
赤坂の街にて一仕事。コツコツと働く。一つひとつ積み重ねてゆく。さまざまな物事をしっかりと重ねる。日々、暑い。日々、苦しい。
帰宅してしっかりと洗濯。某都立高校の台本を読み、さまざまのことを考える。物を作っていくレベルがどんどん下がっている気がする。
今の自分にできること。自分のことをどこまで考えられるか。苦しいがこれを超えて行かなかればならない。
講師業、文化祭作品中間発表のダメ出しを纏める。纏めながら、「ちえほふなひとびと」の方も稽古内容を考える。芝居漬けの日々が続く。
洗濯をし、掃除をし、大谷さんの情報を仕入れ、青山さんの動画を見て、と色々しながら日中を過ごす。別の台本も1本読み、銀座へと向かう。
ハモリを指導してくれる友人と合流し、稽古場へと向かう。役者陣が揃ったところでハモリの稽古。作品がどんどんとふくよかになっていく。この心地よさ。
午前中は講師業。文化祭作品の中間発表。彼女らのやりたいことの全貌を把握する。当然、本番へ向けての課題も多いが良いところも多いので、僕の中では何か良い感じの炎が立ち上がってきた。
相変わらず日差しが強い。赤坂の街もじっくりと熱くなっている。日々の生活。体の細胞に刻みこめ!と強く感じる。
芝居に使う曲をある程度決めて、流れに嵌め込む。最初は机上の空論でも構わない。机の上での質の高い葛藤が稽古場で活きる。
「ちえほふなひとびと」に使う曲のためTsumuziさんの曲をひたすら聴く。今回はなぜかTsumuziさんの曲が気になって仕方がないので、ほぼ彼の曲でまとめる方向にしてみる。
さらにハモリで遊びたい箇所があるので指導できそうな友人に仕事を依頼する。
夜、銀座にて芝居の稽古。役者陣に「稽古場では意識だけでも一流でいてください」と伝える。場がキリッと締まる。当たり前だが、この締まった空気が良い作品を生み出す。この雰囲気からしか作れない笑いがある。
合宿三日目。朝、3時半ごろに目覚め、何とか頭を働かせて生徒達一人一人へのコメントを書き始める。練習劇4本、演技訓練班1本、文化祭1本の計6本の作品への印象を自分の頭の中で明確にしてゆく。
生徒達の感触を思い出し、朝6時過ぎまでには全てのコメントを書き終える。礼拝、朝食、掃除を経て、講師としてのメインイベントである反省会に臨む。コメントを言う際、一人一人の顔を見て目を見ながら、僕が感想を述べ生徒が受け止め、そして周囲がそのやりとりから何かを吸収していく。
帰郷し、帰宅し、洗濯、掃除、そしてさらに何かをしようとしたが疲れ果てていたので早めに就寝する。
合宿二日目。朝から晩まで、文字通り日がな一日、生徒達の演技を見つめる。見て感じて言葉にする。
終わって講評を書き留めようとしたが、頭が回らないため、早めに就寝することにする。
この素敵で重要な仕事に感謝する。なぜ僕がこの仕事についたのか。なぜそれを続けることができるのか。僕にできることは何か考えている。