日記 2024

10月27日(日)〜11月02日(土)

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11.02.Sat

「ボン・ボヤージュ」本番三日目。今日も2ステージ。来月の朗読劇関係の方々と会う。そしてそのチラシをいただく。素敵なデザイン。これも楽しみだ。

夜のステージが、ぐっと充実した出来となった。俺自身の体の動きも納得のいく内容だった。芝居の醍醐味。

終演後、とにかく疲れを残さないように、色々と気を配る。この年齢になったのだから無駄なことはやってられない。一分一秒が勝負。

11.01.Fri

今日から2ステージの日々が続く。体調の管理を徹底し、自分自身は最高の状態で本番を迎える。2ステ目はいつも何かがあるが、何とか無事にやり過ごす。

昼も夜も充実した本番となった。芝居ができる喜び。何にも変えられない人生。踊りも好評だ。振り付けてくれた女優さんに感謝する。

「夢で逢えたら」という言葉の底にある願いを僕はひしひしと感じる。逢いたい人とは夢でさえ逢いたいものなのだ。

10.31.Thu

午前中から場当たりの続き。何とかやり終えて休憩後、ゲネプロ。友人がゲネプロを見にきてくれた。感想は怖いので敢えて聞かず。でもまあ俺自身はそれほど悪くはないだろう。

で、初日を迎える。やはり本番が一番楽しい。お客さんと共に舞台を作り上げる、この喜び。人生の最高の瞬間。

30年来の友人が納得の表情で俺を迎えてくれた。良い芝居になったんだと実感する。

10.30.Wed

「ボン・ボヤージュ」場当たり。普通に進めたとしてもかなり時間がかかるのは分かりきっているので、慌てずに一つ一つ、という感じだな。

案の定、夜になっても場当たりのやり残しが多い。明日の午前中に持ち越す。当たり前だが心身ともに疲れる。会いたい人に会えない辛さ。仕方ない。自分が選んだ道だ。

帰宅して、気分を整えるために小林秀雄を読む。じっくり丁寧に読む。

10.29.Tue

「ボン・ボヤージュ」小屋入り。荷物を搬入し、仕分け、舞台を作って行く。ちゃんとしたメンバーが揃っているので何でもできるのが心強い。

舞台を作りながら今日もしっかり生きていこうと密かに思う。生き抜くこと。大切なことを大切に。穏やかにそして慎重に。

夕方、劇場を後にして自宅にて自主稽古。台詞を確認し、ダンスの振りを確認し、作品の核を確認し、明日以降に備える。

10.28.Mon

「ボン・ボヤージュ」集中稽古最終日。今日は通し稽古が1回。今日もとにかく踏ん張る。荷出しを終えて稽古場打ち上げを皆で軽くやる。合流間もないメンバーもいるので良い飲みになった。

「太陽が眠っている。日の差す丘のその陰で 真実はきっと君が欲しいとき いつもそこにあるよ」素敵な文言だ。

ウクライナでの戦争はまだまだ集結はしない。今日も世界のどこかで誰かが誰かの命を奪っている。おそらく理不尽に。

10.27.Sun

「ボン・ボヤージュ」集中稽古七日目。今日は通し稽古が2回。とにかく踏ん張る。こういう場があることの幸せ。汗だくになって芝居をやる。20代の頃から汗だくでやってきた。そんな人生。

「素敵なことは素敵だと無邪気に笑える心が好きさ」という文言が自然と浮かぶ。好きなことしかできない。そういう質に生まれてきたのだから仕方がない。

潰れないように。気が狂わないように。そうやって生きてゆく。

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