日記 2024

11月17日(日)〜11月23日(土)

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11.23.Sat

亀有に出て、社会人劇団LUCEの公演を観る。その後、打ち合わせ。来年12月の演出の芝居の内容をスタートさせる。どんな感じになっていくか。

で、神楽坂に出る。POWWOW関係の飲み会。久しぶりの方々とお会いする。楽しく時間を過ごす。

で、歩いて雑司ヶ谷へ。途中、江戸川橋で気になった飲み屋に入る。イマイチかな。でも酒に関しての面白い情報を手に入れる。何事も無駄はなし。

11.22.Fri

朝、街を歩く。太陽の位置を確認する。青空に自分の意識を飛ばす。そう、ベルグソンが言ったことは正しい。意識した瞬間にそこにいるのだ。優しく感じること。

この感覚だと思う。宇宙を感じ、今、自分がささやかな一点に、いる。中也が「いのちの声」の最後で呟いたこと。あれも、正しいのだ。

音を聞くこと。俺に宿っている才能は音を聞くこと。この一点のみ。

11.21.Thu

来月の朗読劇「恋愛シネマ」の顔合わせ。演出家と共演の女優さんとの三人で初稽古。素敵な声に少し圧倒される。芝居だけの声ではないスキルに少しだけびっくりする。なるほど、そういうことか。

ただ通して読んでみて、自分ができること、自分がやるべきことが見えてきた。そう、必要なのは常に負けることもあることを心の奥に置いておくことだ。勝つに越したことはない。でも負けることは往々にしてある。

相手を感じること。相手が感じていることに耳を澄ませること。

11.20.Wed

アウルスポットへ赴く。ちょいと寒い日。いや、これくらいが当たり前か。

文化座の公演を見ながら考えた。芝居を見てもらうことって一体なんだろうか。もっと自由であってほしい。何かから離れていてほしい。単純にワクワクして劇場にいたい。それだけなのだ、必要なのは。

強く、もっと強く。謙虚に力強く。生きていこう、そして朝に勝っていこう。

11.19.Tue

原点に立ちかえること。この数日、そればかり考えている。それしか僕にできることはない。

自分の節目節目に何が起きたかをじっくりと考える。これはあれだな、朗読劇の台本のせいかもしれない。あの内容のせいで最近こんなことばかり考えているのだ。

でもまあ原点に変えるのは悪くはない。どっちにせよ、ちゃんと芝居ができるのはあと20年くらいだ。ここから勝負である。

11.18.Mon

人を思うこと。想って想って想い続けること。小林秀雄然り、野田秀樹然り、そして佐野元春然り。そこから自分の言葉を紡ぎ出してゆく

もうすぐ朗読劇の顔合わせだ。それまでにあと数本は映画を見ることができる。今日は「マトリックス」今見ると何だかなあという作品だ。仮想現実だから何だというのだ、と。いや、この現実自体が実は仮想現実の可能性が高いではないか。仮想だろうが現実だろうが目の前にあることを切実に思えば、思ればそれが「現実」だ。

この宇宙の中に、とにかく僕たちは生きているのだ。

11.17.Sun

生き抜くこと。そして、朝に勝つこと。これが俺もテーマ。そこから人生が始まる。ちゃんと考えること。小林秀雄の負けずに考えること。

朗読劇の稽古をじっくりとやる。通して読むことにだいぶ慣れてきた。ここからだ。

夜に、意識を宇宙の果てまで飛ばす。そうすると何かがかすかに感じられる。こにお感覚が大事だ。

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