日記 2024

12月08日(日)〜12月14日(土)

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12.14.Sat

己の誕生日。満57歳。字にしてみるとなかなかの年齢だ。でもね、これからなのです。やっとこさっとこスタート地点という感じ。

そ「朗読シネマ」の感想がすこぶる良い。何だろうか、これは。そして芝居を始めてやっと辿り着いたなぁと思わせてくれた感想もいただいた。気恥ずかしかったけど心から嬉しい感想もいただけた。

僕は、本当に、これからなのだろう。コロナワクチンの影響からもやっと脱しつつある。ここがスタート地点。スタートラインに立ったのだ。

12.13.Fri

午前11:30に会場であるRBL Cafeに着く。演出家と共演者と共に準備を始める。客席作り、照明の調整、音響の準備。そしてゲネプロ。それを13:00までに何とか終わらせる。

そして本番1回目。ドタバタしたところもあったが良い拍手をいただいた。お客さんの涙が何かを物語っていた。仲間たちも駆けつけてくれた。

しばし休んだのち2回目の本番。非常に熱い内容の朗読劇となった。最初からお客さんの食い付き方が鋭かった。作品の出来としても良かったのだろう。

12.12.Thu

今日は、とにかく明日に備える。会場入りしてからの準備の手順を考える。そして演出家に提案すべきことは提案する。

僕ら日本人は、祈る国民だと思う。まずは祈ること。最低限これは誰にでもできる。

想うこと。想定すること。まずは悪ことを想定すること。日本は災害の多い国であることを肝に命じること。常に地震は起きるのだ。起きるものと想定して行動するべきなのだ。北朝鮮からのミサイル攻撃は非現実でも何でもない。何かが起きても堅実に行動が取れるようにすること。そのために人間には明るさが備わっているのだ。

12.11.Wed

午前から講師業。3コマ。僕はほんとこの手の仕事が性に合っている。やっていて楽しい。人生の先輩方と「言葉」を通じて共通のイメージを持ちながら時を過ごせる。幸せな時間。

ウクライナ戦争は、どうなってゆくか。イスラエルが停戦に応じるか。中国は台湾に侵攻するか。日本が取るべき行動。地震だって災害だってテロだって戦争だって、すぐに起きてもおかしくない、そんな時代に僕らは生きている。

大谷さんが活躍しても、それはそれ。悲惨なこと理不尽あことは必ず起きている。まずは巻き込まれた方々の手助けをしっかりと行うこと。必ずできることはある。それは、祈ること。夜は「恋愛シネマ」最終稽古。

12.10.Tue

今日は「恋愛シネマ」の稽古日。新高円寺へと向かう。日差しが美しい。環状七号線の喧騒がなぜか心を揺さぶる。世界では何が起こるのかわからない。何が起きても前へ進むだけだ。

長丁場の稽古で、丁寧に場面場面を作り上げてゆく。途中、なぜか足がツッてしまい、ワタワタしたが何とか我慢する。でも今日はみのりの多い稽古であった。もうすぐ本番。

そう、明日は何が起きるか誰にもわからない。大地震がいつでも起こる可能性があるのだ。だから日頃から伝えるべきことは伝えなければならない。しっかりと想うこと。想って伝えるべきなら伝えること。

12.09.Mon

北朝鮮拉致被害のことを考える。実際に起こっていること。家族が、友人が、恋人が、ある日、突然、何者かに連れ拐われる。そして永久に帰ってこない。現実にこういうことが起こっているのだ。

「恋愛シネマ」の稽古をする。往復書簡の面白さを自分で実感する。言葉を伝えること。伝えられた言葉を想像すること。

トランプさんの再登場で世界の秩序が変わりつつある。中国の台湾侵攻はもしかしたら実現しないかも。現実に起こり得ることを想像すること。

12.08.Sun

講師業の準備を丹念に行う。何が起こるかを想像し、自分のミスも想定し、相手の存在を感じ入るための自分の領域を確保し、そして何より言葉を楽しむ。

「恋愛シネマ」の準備もする。1回通して読む。だんだんこの作品の肝がわかってきた。前に言葉を飛ばすのではなく体の奥に飛ばす、いやぶつけること。加藤健一から学んだことを実践すること、素直に。

楽しめ、世界を楽しめ、と体が要求している。その要求に素直に進んでいこう。

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